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頭にかぶれるカメラオブスキュラ
身近にある段ボール箱を使って、映像メディアのきっかけといえる「カメラオブスキュラ」を体験してみよう!
頭にかぶれるカメラオブスキュラを作ります。段ボールの中では、針穴を通した映像がスクリーンに映し出されます。スクリーンを見ながら歩いてみよう。
用意するもの 段ボール箱、遮光性のある黒布(90×200cm)、黒布テープ(黒ガムテープ)、トレーシングペーパー、アルミ缶、カッター、はさみ、定規、筆記用具、針(画鋲など)
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1、自分の頭が入り、頭を入れたときに対面する面に目の焦点が合う距離をもった段ボール箱を用意する。約30(幅)×60(奥行)×40(高)cm。焦点の合う面を正面とする。 |
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2、上面の合わせ目を黒布テープで止める。この面を上面とする。 |
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3、遮光のためテープは2重にする。 |
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4、正面とは逆の面にある頂点から、三角錐を切り取る。一辺が約10〜15cmになるように、マジックなどで切取線を書いてから、カッターで切り取る。
5、切り取った三角錐の底面の輪郭を、段ボール正面(被ったときに目線に位置)トレーにする。 6、5で引いた線(三角形)にそって切り取る。 |
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7、アルミ缶にはさみを入れる。2〜3cm角に側面を切り取る。切り取ったアルミの中心に縫い針や画鋲などで針穴をあける。 |
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8、切り取った三角錐の頂点を切り取る。一辺が1〜2cm。
9、穴を開けたアルミ板をさきほど切り取った三角錐の頂点をふさぐように、黒布テープで取り付ける。 |
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10、三角錐を切り取った場所を、6で切り取った三角形を使ってふさぐ(黒布テープで2重に)
11、7〜8で作ったピンホールを取り付けた三角錐を正面に開けた三角形の位置(外側)に黒布テープ(遮光のため2重に)で取り付ける。 |
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12、11で三角錐を取り付けた正面の裏側(三角形の穴の開いた部分)から、スクリーンとなるトレーシングペーパーを取り付ける。 |
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13、遮光のために黒布を取り付ける。段ボール箱の外側を一周させ、黒布テープで一周をとめる。 |
完成したら実際にかぶって、スクリーンに映る写像を体験してみよう!
よく晴れた日中に野外で体験するのがおすすめです。
被ったら、眼が暗さに慣れるまでしばらく我慢。
天地左右が逆になった倒立像が見えますよ。